shiatu

治療方針について


「この病気に効くツボに刺してほしい」
「この症状は治るのか」
と聞かれることが多いです。
同じ病名でも症状でもその状態が起こった過程は
個人個人異なるのでどのツボに刺せば治るというものでもありません。
ぎっくり腰にしても痛めてしまった筋肉はその人によって違いますし、
ヘルニアが飛び出てしまっていることだってあるのです。
痛めた原因も「重いものを急に持った」とか
「朝起き上がろうとしたらギクッと来た」とか人によって色々です。

エドガーケイシーの言葉にこのような言葉があります。

あなた自身の中に、体を癒すためのすべてのものが
備わっているのです。



けがをして傷口がふさがれていくのは自分の力です。
お医者さんは傷口を縫合して治るのを手伝ってくれますが、
治療の後治ってゆくのは自分の力です。
鍼灸やマッサージなどの代替医療もその人の治癒力を高めるためのお手伝いをするものです、そのお手伝いをさせていただくというのが治療方針です。

「表面に表れている体力だけが体力のすべてではなく、
潜在している体力も体力であることを自覚し、
自発的に行為すれば、こういう力を活発に
呼び起こすことが出来る」


これは野口晴哉さんの言葉ですが、
来ていただいた方の力を活発に呼び起こす 治療をすることを目指しています。